(AIによる)
越前の海はまだ怒涛の寒さだろうが、水仙が咲いているという。
この花は見たところ弱々しそうな感じだけれど、見かけによらず寒さに強いらしい。もし
かして今頃は海が大声で騒ぎ立て、雪がみっしり積もっているのだろうけれど、ひょっとす
ると雪の下で咲きそろったこの花が、一休みしているのかもしれない。
北風がびょうぉ~~っと吹きつのって荒い波が打ち寄せ、雪が横なぐりで吹雪いて、し
かし水仙は案外平気な顔をしている(…のではないかナ)。そうして雪が降り止む隙を狙
いすまして、なにごともなかったかのよう顔で、辺り一面香しく薫るのだろうと思う。
この花はこちらの地方でも、畑の畔や道っぱたでよく見かけるが、しげしげと見つめたこ
とはない(だから見ていて観ていないだよなあ)。しかし「何やら花の構造が複雑なんだ
ナ」、ということは認識している。真ん中の黄色いラッパのような部分が繊細だ。
ここで「どたん場検索」を発動してみたら、どうも三段構えの花のようだ。一番外側の3
枚が外花被、次の3枚が内花被、そして真ん中のラッパ状を副花冠というのだそうだ。十
分複雑である。そして色が白と黄色(別種も)なので、なんだか見た目が優しげでもある。
このように見た目がえらく繊細で華奢な花が、真冬のど真ん中、寒い地方でモノともせ
ずに咲いてしまう、ということがドエライことのように思える。まあ、なんの花でも、寒い地
方では、戦車の如くがっちりしていなければならん! ということでもないけれど…
越前地方では、さあ、水仙が咲いたからには誰がなんと言おうと、春である! と言って
いるかもしれない。なにしろ今年はとんでもない大雪が降り過ぎた。もういい加減にして
もらわねばならない。いくら何でも、大雪だは、選挙は強行するは、もう黙っていないゾ。
越前に恙なく春が来ますように…