ラベル 野焼き の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 野焼き の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026/02/21

阿蘇全山空を焦がして野焼きかな

 



 表題の句を入力してAIさんにお願いしたら、こんな絵が出てきた。


 なんとも物凄いような絵であって、阿蘇がこんなことになったら大ごとだが、まあせっか

くAIさんが知恵を絞ってくれたのだろうから、誇張はあるだろうけれどこのままにしておこ

うと思う。悪いのはこちら側の句の方であって、決してAIさんが悪いわけではない。


 ネットなどで見ると、ほんとの山焼きはもっともっと抑制され、しっかり管理されて実施さ

れ続けられているらしい。しかしこれも、全国おなじみ老齢化とかで、素人のボランテアさ

んがどうにか実施しているというから、どこでも伝統を守るのは大変だ。



 野焼きや山焼きをするのは、もっぱら草原の生態系を維持するためであって、何も伝統

だからとか、面白いからとかで行われているのではないのは言うまでもない。草原は放っ

て置くと森林になってしまい、阿蘇の草原は明治時の半分になってしまったそうだ。


 草原の生態系は貴重なもので、保水力も森林より優れ、生物の多様性が維持され、炭

素を多く地中に取り入れて温暖化に貢献する、と言われている。このことに共鳴して、110

0名のボランテアさんが、講習を受けて野焼きに参加しているそうだ。エライなあ!



 しかし一方ではまた、怒涛のような時代の流れみたいなものがあって、何もかもを巻き

込んで止めようもない気もする。過疎の地は山谷に戻り、草原は森林となってものみな自

然に帰ってゆく。人影ない自然はひたすら不気味だが、仕方ないことかも知れない。


 しかし遠い将来にそうなったとしても、それでもヒトは生き続け文化を残してゆくのだろ

うと思う。ヒトという生き物が絶滅しない限り、この地球上には希望があるような気がする

けれど、もし絶滅するとすれば、ヒトがヒトを絶滅させるのだろうか⁉




訪問記録