雪が降って、そして積もった。
その雪がいつの間にか牡丹雪となって、もっと積もるらしいと思っていたら、昼頃あっけ
なく止んでしまった。それはいいけれど、気温が低く一日中鬼のように寒かった。とても春
の淡雪などと洒落ていられない、寒いさむい、家の中の洗面所は5℃より上がらない。
各地それぞれ大変な状況らしいけれど、当地は5㎝ぐらいの積雪になった。べらぼうに
気温が低く、日差しも皆無、屋根の雪も車庫も車も、木の枝も、雪が解けずにこびりつい
ている。一歩たりとも表に出ないで、家の中で縮こまっている、健康に良くない。
驚いたことに、予報欄を見たら今日の最高気温が、なんとまあ0.5℃! これはもはや、
気温などと言える代物ではない、と思う。一日中冷蔵庫の中に入っているようなもので、
人を野菜か肉と間違えている。そして明日の朝は-8℃! ここは北海道かッ。
寒い暑いはなるべく言わないようにしようと思っているけれど、コトこの状態では愚痴の
五つや六つ言わざるを得ない。サムイサムイサムイ、なんとかしてくれえ~。ヒトには順応
性というものがあって、いま生活している現地にすっかり馴染んでもう戻れないのだ。
だから、例え生まれ育ちは寒冷地であっても、もう何十年も暖地でぬくぬく暮らしている
と、もはや寒冷地では生活できない、生きてけない。またあの寒すぎる土地に戻って、そし
て生活することを考えただけで、悪寒はするは心臓がはためくは、息苦しくなってくる。
これはもう、その人が軟弱だとか、だらしないとかの問題ではなく、ホモサピエンスとし
ての「行った先の土地に馴染んで生きる」 という天命なのである。そうであればくれぐれ
も無理を強行してはいけない。今住んでいる土地で命を全うするしかないんである。