(AIさん作成)
年末の大掃除もほとんどしなくなった。
なんといっても面倒くさくなって、出来ればこんなことやらずにサボっていたい。そのお
かげでメリハリがなくなり、のっぺらぼうに時間だけが流れてゆく。が、しかし、サッシの掃
除だけは命じられる。「なァにもせんで、ゴロゴロしてんじゃねえ! 」と檄が飛で来る。
雪こそ降らないが、外は寒い。北風が吹いて日差しは弱い。窓を濡らすモップの水が手
に懸かって冷たい。どう考えても面白い仕事ではないが、世のなかに面白い仕事などあ
ろうはずがない、とこれは諦めざるを得ない。まあ、ぼちぼちやることにする。
先ずモップを濡らして窓ガラスを拭く。着いている汚れは砂埃のようなものだから、意外
に簡単に洗い流されてゆく。しかるのち、モップに着いているゴムベラのような面を、窓ガ
ラスに密着させ、ごりごり~~、と上から下に扱き下ろす。でもこれが問題だ。
何が問題かと言うと、ゴムベラの軌跡の両端に汚れの筋が残るのだ。ゴムベラの端っこ
に汚れが浮き出す。これはしたり、とその部分を擦ると、また端っこに汚れが残る。鼬ごっ
こになって、完全にきれいにするのは無理だと思い、すぐさまいい加減で止める。
ふと気づくと、ガラスの内側(家の中の面)に汚れが目立つときがある。これもついでに
きれいにしたいが、表側を掃除したモップをいきなり家の中に入れると、汚い水が滴るし、
家の中の汚れは砂埃ではないので、簡単には落ちない。仕方ない、無かったことにする。
そんなことで、掃除をするとやはりそれなりにきれいになる。大いに安心して、これから
向こう一年間、放っときぱなし、なるべく触らぬように、見ないように心がけて過ごす。かく
て我が家の年末大掃除は、サッシの掃除だけを請け負うこととなって、久しい。
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