風の記録
一句一ブログ・・・ ボケ防止に下手な句と文章を書いています。
2025/12/31
永平寺雪に沁みとおる除夜の鐘
今年も、まあまあだった。
来年も、まあまあなら言うことなし。
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訪問記録
ふと気づき香りに寄るや葛の花
嫌われモノの葛だが、花はまた別。 大繁茂の葉裏にひっそりと隠れるように咲いている。花の色は鬼の葛に似合わしからぬ 可憐な紫色で、野の花に似つかわしく思える。試みにその花をクンカクンカ匂ってみると、 ほんのかすかだけれど、実に清々しい香りが周りに漂っている。 その香りは秋...
吹く風のままにやんわり糸桜
もう少し経てば染井吉野にちょっと遅れて、糸桜(枝垂桜)が咲くはずだ。 という認識でいるのだが、こればかりはその場所々々の日当たりなどで大いに違ってく るらしいので断定は出来ない。現に先日、染井吉野が咲き始めたばかりの、お寺の境内 で枝垂れ桜がわがもの顔で咲いているのを見...
柿熟すふるさと冬の近からむ
山里の柿の実が目に付くようになった。 しかし柿の実は至って地味で謙虚な果物だ。南の国の果物のように、派手っぱしさがど こにもないし、その味だって、甘いんだか酸っぱいんだか、どうもはっきりしない。さらにそ の上、鼻っ柱を誘惑するべき馨わしさなんてどこを探しても見つからない。...
寒紅や差してきりりと前を向く
(AIによる) 列島の約半分ほどは大雪だという。 残りの半分もなにしろ寒い。寒さにへこたれてばかりいないで、キリッと真っ直ぐ前を向 いて日々を送りたいと思う、が、どうしてもへなへなと部屋に閉じこもってばかりで、...
街天心寒月氷となりにけり
(AIさん作成) 寒月といえば「吾輩猫」の理学者しか頭に浮かばない。 ほんとは寒の空に煌々と凍てつく月のことだろうが、こういう景観に余り馴染んでこなか ったので、連想は「吾輩猫」になってしまう。困ったことで...
春宵や風止み時も止まりけり
暑からず寒からず本当にいい季節となった。 野に若草の成長を見、山に若葉の輝きを見る。とことこと野道のどこを歩いても楽しい が、草や木の成長変化が早すぎて、多少気ぜわしいような、もっとゆっくりしたいような、 そんな気持ちもしないではない。それが春の宵の時刻に現れる。 たい...
覚悟せむ寒気の前の神無月
11月はまだ秋だろうかもう冬だろうか。 気象庁は”晩秋である”と言っているようだが、歳時記は”もう冬だよ”と言っている。ど っちかにキッパリ決めてもらわないと困惑するが、しかしよくよく考えてみれば、暦と季節 がぴったり一致する、なんてことはまずないのだし、九州と北海道では...
柿落葉現代アートの一、二枚
柿の葉は散ってなお華麗である。 目の覚めるような色合いを保ち、様々な不思議な形を織りなし、現代アートさながらに 見えてくる。この画像はたまたま濃い青地の中に赤い点々が、窯変天目のような模様を描 き出していて、ついつい立ち止まってじっくりと眺めることとなってしまう。 柿の葉っ...
春めいて合掌屋根を葺き替える
白川郷を取り囲む山々に残雪がまだ分厚い しかし風はもう春のように温かく、合掌造りの大屋根の間を縫って歩いて心地が良い。 驚いたことに、雪解けが始まったばかりなのに、もう屋根の吹き替えが始まっていた。映像 で見たように村中総出、ということではなく、10人足らずの人足が屋根に...
行く年や振り返らずに前を向く
なんのけじめもない日々を送っている。 今日と明日、ただ過ぎ去ってゆく一本の時間の流れのように思っている。だからそこに、 今日、明日のけじめはない。同様にして、去年今年もまた、自分にとってけじめがない、と 思っているのだけれど、さすがにすぐ前に「新年」というべきものが立ちは...
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