大寒が地面を這いまわっている。
公園の花たちはどうなっているだろうと出かけてみた。あんのじょう草木はまだまだ冬の
装いで、早咲きの梅と蝋梅がちょっとだけ春を感じさせている。ときおり北風がひょう~~
っと吹いて、空は澄み渡って、雲はどこまでも白く輝き、青く突き抜けるようだ。
秋に賑わうイチョウ並木のトンネルは、枯れそぼったような白っぽい枝が、余計に寒さを
感じさせた。その辺りだけ、どういうことか中学生がわらわら湧き出していて、どこかの学
校の全校生が動員されたらしい。今日は日曜日なのに何事であろう。
子供の広場には小学生が元気に「ぽんぽんネット」や「ふわふわドーム」の上で飛び跳ね
ている。どうも子供たちには”寒さ”というものが存在しないらしい。よく見るとどちらの遊
具でも、女の子が圧倒的に多い。なんでかわからないが、男の子は影が薄い。
この子たちが大人になった時、どこでも女子が目立ち、男子は陰に隠れているような、そ
んな世の中が実現するかもしれないナ、とふと思った。それは恐らく、日本のような国では
よろしきことではないだろうかと思う。男尊女卑の伝統が強すぎるもんナア。
雑木林の中を歩く。すっかり葉を落とした枝が青空に突き刺さっている。見た目は陽だ
まりのような陽ざしだが、やっぱり北風がひょう~~っと吹いてくる。以前ここでカタクリの
花を見たが、いくらなんでもまだそれは咲かないだろう。枯葉が積もっている。
この日見た花は、早咲きの梅、蝋梅、雪割草の花、水仙、山茶花、そして黄色い菜花。ま
だまだ景色は冬そのもの、暦もまだ寒中なんだから、そう急がなくていいのだが、春の兆
しみたいなものは見付けられなかった。マ、冬は冬の景色を楽しめばいいだけだが・・・
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