2月に入るとなんだかほっとする。
とくだん昨日と変わり映えはないけれど、なんとなく春が近くなったように思われる。しか
しながら油断は禁物、思わずスンゲェ寒い日が来て、愚かな幻想を完膚なきまでに打ち
砕いてしまうかも。まあ慌てずに、ゆったりしながら近づくのを待つがいいだろうと思う。
河津桜が咲きだしている所もあるらしいが、まだお目にかかっていない。早咲きの桜の
類が咲きだせば、だれがなんと言っても春だ春だと浮かれたい。それから野っぱらに出か
けて、意味もなく宛もなく、ただふらふらと歩きたい。酷暑の夏までは短いのだから。
どうしてこんなに春だ春だとたち騒ぐのか、自分でもよく分からない。かなりブックレテは
いるが、自前の脳みそで考えても解らないのだから、これはもうDNAのためだろうと思う
ことにした。春を恋焦がれる何かが、ゲノムのどこかに潜んでいるのだろうと思う。
というのは、原始の時代、着るべき防寒具もほとんどなく、ストーブなどと言う文明もな
く、雪積り吹雪舞う中をご先祖様はひたすら歩き、そしてひたすら思ったに違いない、あ
あ、早く春になれ、直ぐになれ、と。長い年月そう思い続け、DNAに刻み込まれたのだ。
それはともかく、読む本がなくなったので図書館に行ってきたが、晴れ渡った日差しはぽ
かぽかと温かい。予報では雪国の大雪もひとまず一段落するらしく、このままおとなしく冬
将軍撤退となってほしい。もうこっちを振り返らなくてよろしい、真っ直ぐ撤収したまえ。
ひょっとして一気に暖かくなって冬が終わるのカナ? という妄想もしてみるが、世のな
かはそう思い通りにはいかない。これはなんでも思い通りに進んでしまうと、ホモサピエン
スは驕り高ぶり、けっして良い結果にならないので、誰かがそうしているらしい。
それは誰だろう⁉
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