過疎地には小さな子供がいない。村中が静まり返って人の話し声さえ聞えてこない。本
来赤まんま(犬蓼)の実で赤飯を作って遊ぶ小さな子共たちもおらず、過疎地の寂しい風
だけが赤まんまの実を揺らしている。
(AIによる)
長かった夏も、ぐずぐず言いながらどうやら立ち去ってゆく気配である。列島中を水浸し
にし、人が死ぬような熱波で苦しめられたが、いざ立ち去ってゆくとなれば、なぜか一抹の
寂しさを覚える。ほんとにひどい夏だったけれど、来年はもっとひどいかもしれず、こっち
も覚悟を決めなくてはならない。
(AIによる)
溝蕎麦はあまりきれいでもない側溝の中に咲いていたりする。しかし、よく見ると、白い
花の先端が紅に染まり、掃き溜めに何とか、で意外や美しい。あまり人に知られていない
花のひとつだと思うが、自己主張もせず静かに咲いている。