2025/07/27

青空を焦がして燃えてさるすべり

             





 さるすべりは実に長い期間咲いている。


 たしか6月下旬ごろから、ちらほら咲きだし暑さ増すにつれ、いよいよ元気に咲き続けて

る。が、じつは一つの花は、咲いたらその日に萎んでしまうのだそうだ。で、次々に後を

って開花するので、花の期間に終わりがないように感じるらしい


 この赤い花が、地獄の沙汰もこれほどか、というような炎暑の昼下がりに、知らん顔して

咲いている。これが目に入ると、他の木々がぐったり疲れているのに、独り平気なのでいさ

さか小憎らしいけれど、同時にエライもんだと感心もする。




 ところで6月から咲き始めて、それでいつ花は終わるのだろう? 昔の記憶では8月に咲

だして延々9月までだったのだが、これに倣って6月から8月まで、つまり昔の咲き初め

ころには、早々と店じまいをしてしまうのだろうか。


 いろんな木や草の花が、アチチ、のためにみんな前倒しになっているようにも見受けられ

る。それと気付かぬうちに、季節そのものが前倒しに推移しているのかもしれないと大いに

疑っている。季節が前倒しなら、9月にはやたら涼しい秋風が吹くのか⁇




 ついぞ経験しなかった極暑のため、いろんなものが狂ってきた。なんとまあ、北海道で

40℃、なんていうから驚き為五郎も口がふさがらない。こんな按配だと農業はもちろん、

業にも何らかの異変が生じて、サンマなんかもう決して獲れない、ってことになるのか?


 そういえば、ここ3,4年、まともなサンマをまともに食った記憶がない。スーパーをのぞ

と、少年のようにカワイラシイのがちょこんと置いてある。丸々太った、なんてのは夢の

た夢、サンマが食えなければ日本人ビンボー階層の名が廃る。困ったもんである。


 トランプとオンダンカは親の仇でござる。




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