梅干しの味はガツンと強烈である。
このガツンに負けない酒は、やはりそれなりに強い酒がいいと思う。ビールではなんだか
頼りない。そこで考えてみたら、ジンがあった。強烈だけれど、冷えたジンはべたべたしな
いし、さわやかな味わいがある。夏の世の晩酌は、ジンと梅干、これでいいのではないか。
決していける口ではないので、強い酒はすぐに酔っぱらってしまうけれど、冷たい水を適
度に飲みながらであれば、案外涼しい顔で楽しめるのではないかと思う。西洋古来のジン、
日本古来の梅干し、この取り合わせはどことなくクラッシックな雰囲気を醸し出す。
数年前まで梅干しを毎年作っていたが、最近この強烈な味にタジタジとなってきた。ゆえ
に普段はほとんど食さなくなった。何でもかんでも軟弱になったのだろうけれど、梅干しの
塩分は、たぶん確実に血圧をあげるだろう。高血圧は親の仇でもある。
同時に、晩酌をほとんでしなくなった。毎日飲むと、どうやら尿酸値が高まり、痛風の恐
れがあるようだ。ある時、一週間続けて酒をぶっくらい、発作が起きたことがる。それ以来
恐ろしくなって、呑まなくなった。酔って赤い顔でふうふういうのも、もうめんどくさい。
それで、梅干しも食わず、酒も飲まず、品行方正である。品行方正にしていると、退屈のあ
まり発狂するかと思ったが、今のところその兆候は出ていない。テレビも見ないから夜は早
くから寝てしまう。それで睡眠時間が十分とれて、調子がいいみたいだ。
元来、健康などに留意する性格ではないが、この程度のことで、もしも健康になれるなら
儲けものだ。「健康にいいこと」などに必死こくのは御免だが、梅干しと酒とテレビを我慢す
る程度でいいなら、健康大歓迎、是非とも健康になってみたい。
空は暑いが頑張ろう。
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